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田辺探訪おすすめコース
熊野古道 長尾坂コース 捻木の杉

コース案内
スタート
約15分
長尾坂一里塚
約50分
水呑峠
約30分
捻木ノ杉
約50分
長野八幡神社

長尾坂コースを行こう!熊野参詣の一時代のメインコースであった古道・長尾坂では、安珍清姫伝説が残る捻木の杉をはじめ、長尾坂一里塚、水呑峠をとおり長野八幡神社へ。
捻木の杉からさらに進むと田辺湾・白浜を一望できる潮見峠へと辿り着きます。
詳しい地図は、各地点のページをご覧下さい。
長尾坂コース地図

潮見峠越え
平安時代から鎌倉時代にかけての熊野参詣道は、上皇や貴族を中心に市内下三栖の三栖山王子社から上富田町岡の八上王子社に至る岡越えの道を通っていました。しかし、この川沿いの道は遠回りになるため、南北朝時代(14世紀)頃より、一般庶民は、まっすぐに長尾坂から潮見峠を越えて滝尻王子へ、そして遥か熊野三山を目指しました。現在、潮見峠から滝尻王子へと下る古道の跡は確認できません。
室町時代から明治に至るまで熊野参りや西国巡礼の人々でにぎわい、一時はこの長尾坂を通る「潮見峠越え」がメインコースになりました。

コースガイド
長尾坂入口
長尾坂の入口付近には駐車スペースがないため、バスを利用する方が良いかもしれません。
●バスの場合・・・
JR紀伊田辺駅から、明光バス長野行きで「尾野原口」バス停で降りたら、そのまま県道を上流に歩いて、右に出ている青い熊野古道の道標を見つけましょう。または、出発地点を少し通り過ぎたところにある「長尾口」バス停で降りたら、県道を歩いて戻り、左に出ている青い熊野古道の道標を見つけましょう。
●車の場合・・・
国道42号線より、三栖・長野方面へ、左会津川に沿った狭い県道(温川田辺線)を遡ります。市街地からくると、道路沿いにある右側の青い熊野古道の道標が死角に入るため、気づかず通り過ぎてしまうこともあるので注意しましょう。(道が広くなったら、行き過ぎです。)反対に、長野側からだとよく見えます。
(入り口に立っているオレンジ色のミラーを目印に見ていけば、分かりやすいかもしれないですね。)

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古道を辿って
道標を見つけたら、早速、坂道を上がって行きます。
始めはコンクリートの道を進みますが、少し行くと右手に古道を思わせる石畳の道があらわれます。
そこには、大きな岩の上に乗っている石碑と、そばに神様が祀られています。

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一里塚
いったんこの石畳の道はすぐにきれ、舗装された道に戻ります。
そのまま進むとみかん畑に囲まれ、舗装していない狭い道になっています。
一つ目の分かれ道には「熊野古道 長尾坂」の道標が出ていて、左に曲がると竹林があります。
この辺りから足元をよく見ると、土と落ち葉などで覆われたごつごつとした石が埋まっています。
二つ目の分かれ道では看板が出ているので、矢印の方向に従って左に曲がりましょう。
そのまま山道を進んで行くと、左の方に看板と横の小さな柱が見えてきます。
柱のたっている場所が長尾坂一里塚跡であり、横の看板には長尾坂の説明がされてあります。


長尾坂長尾坂一里塚
長尾坂の途中には和歌山から21里にあたる一里塚があります。
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関所跡
そのまま山道を進んで行くと民家があり、右にある細い階段を上ると青い道標があって車道に出ます。
階段を上らずにまっすぐ進んでも同じ車道に合流するので、どちらを行っても心配ありません。
車道に出たら左に進み、道沿い右側面にある道標に従って歩いて行きましょう。
車道を進み続けると、左に曲がるようにと道標が出ています。
さらに坂道を上っていくと分かれ道に差し掛かり、正面には「関所」と看板があります。石垣が少し残っているだけですが、各方面からの道が集まる所なので関所があったのでしょう。

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ひとやすみ、ひとやすみ・・・
関所から少し歩くと、下へ降りる道と古道へ進む道を記した矢印があります。
捻木の杉から戻ってくる時には「帰り道」と記された方へ下っていきますので、確認しておいて下さいね。(「帰り道」の方を選ぶと長野八幡神社に辿りつきます。)
捻木の杉へは右側の道を選びます。急な坂になってきますが、途中からは海が見渡せ、田辺や白浜を一望できる眺めの良い場所になってくるのでがんばりましょう。
また、桜並木が続き、春には花見を楽しむこともできます。秋には銀杏や紅葉が綺麗です。眺めのいい場所で一息ついてはいかがでしょう。

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水に恵まれた峠
水呑峠茶屋跡看板少し歩けば、水呑峠です。道の右側に水呑峠の昔の姿を記した看板が立っています。
その少し先には、昔ここに茶店があった事が記された看板が立っています。
この辺りには昔、茶屋があり、かたわらには小さな社(昼寝権現)がありました。熊野古道の王子社のようなものだったのでしょう。昼寝権現は、旅人が景色をながめながら休息するうちに寝てしまったというようなことから、この名がついたとされています。天気がよく、暖かい日に来れば納得できるでしょう。
隣の矢印には次の目的地までの距離が示されており、お滝入り口まで0.7kmと書かれています。
向かい側には、今も相変わらず水が湧き出ています。

水呑峠水呑峠(みずのみとうげ)
このあたりは、長尾坂の中でもとくに水に恵まれたところです。
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清姫伝説を探る
水呑み峠を後にし、また少し急になっている坂道を登ります。真っ直ぐ進むと、コンクリートの張られていない山道が見えてきます。土の地面なので木の根が飛び出していたりしますが、柔らかく、固い道に疲れた足には心地良いかもしれません。杉に囲まれた道を歩いていくと、途中、左側に「お滝さん入り口」と書かれた矢印が立っていて、次の目的地、捻木の杉へは0.9kmあると示してくれています。
昔ここには滝が流れていたようで、今は跡として残っているだけのようです。
少し先には沢が流れており、お滝さんの名残?と思ってしまいます。
急なコンクリートの坂道が見えてきたと思うと、地面が石畳の道に変わります。もうそこが、捻木の杉です。
道の左側に説明が書かれた看板が、その隣には祠があり、そしてその後ろに枝が捻り上がった巨大な杉の木が立っています。周りの木はまっすぐそびえているのに、この捻木だけが枝が四方に捻れていて、奇妙さが一層引き立っています。
向かい側の道には休憩用の椅子と、現在地を確認できる大きな地図が書かれた看板が立っています。

捻木の杉捻木ノ杉(ねじきのすぎ)
枝が捻じ曲がっているとても印象的な杉の巨木で、安珍清姫の言い伝えが残っています。
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『潮見峠』・・・『一願地蔵』・・・『清姫淵』
コースからは外れますが、捻木の杉から歩いて行ける範囲で、約2km先に絶景の潮見峠(しおみとうげ)があります。さらにその向こうには、一願地蔵や安珍清姫ゆかりの清姫淵(清姫の墓)があります。体力に自信があり、まだまだ物足りないという方は足を運んでみてはいかがでしょう。ちなみに、清姫淵まで行かなければバス停(清姫)がありませんので、注意してくださいね。

捻木の杉の先は緩やかな下りになっています。途中の分かれ道は左に進みます。この道は槇山の山頂に続いていますが、途中で門が閉められているため山頂には進めません。
門の少し手前右側に、「熊野古道 潮見峠」とある簡単な道標がある山道があります。車が入れないように丸太で柵がされていますがすぐに跨いで通れます。ここからは峠まで一本道です。
人が頻繁に出入りする所ではないため、道は細くでこぼこですから注意しながら歩きましょう。峠まではずっと杉の木に囲まれた道で、途中の小川では、木でつくられた小さな橋を渡ります。しばらく歩き続けると、潮見峠に辿りつきます。
峠からは田辺湾・白浜を一望することができ、この最高の景色が疲れた体を癒してくれます。ここは、本宮から歩いてくるとはじめて海が見えるところなので「潮見峠」という名がついたようです。
峠から細い舗装道路をしばらく下って行くと、西谷の集落が見え、道が広くなります。集落の中、約3.4kmのところに一願地蔵(福巌寺)があります。

一願地蔵からさらに下って行くと、約2.5km先にある安珍清姫ゆかりの清姫淵に辿りつきます。
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帰り道
捻木の杉から来た道を戻りましょう。
水呑み峠のひるね茶屋を通り過ぎ、前方のすばらしい景色を見ながら下ってきます。
左手にある民家の前に分かれ道があります。
道標が出ていますから、今度は「帰り道」とある矢印の方向に従って左に下っていきます。
橋(実座橋)の先にある分かれ道は左に進みます。
そのまま真っ直ぐ下って行くとT字路に出ますので、左に曲がります。
少し行くと、右に光福寺がありますから、立ち寄ってみるのもいいですね。
次の分かれ道では右に曲がり、その先の橋(谷郷橋)を渡ります。
ここから少しで、コースの最終地点、長野八幡神社があります。

長野八幡神社長野八幡神社
那須与一が鎌倉から持参したご神体を祀り、梛の木を植えて建立したと伝えられる神社。
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帰り、バス停へは、長野八幡神社から赤い橋(八幡橋)を渡り県道を歩いて行くと、右の郵便局前に「長峰」バス停、その先には「長野」バス停があります。

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