みどころいっぱいの笠鉾巡業をピックアップしてご紹介します。
各町の笠鉾は闘けい神社からの神輿渡御に随行し、江川の漁港に入ります。神官が往矢から順に各笠鉾に潮かけの儀式を行います。
先囃子は神歌を唱揺し、内囃子は得意の曲を奏します。
町周りのときは笠鉾の先頭を勤める「住矢」。
一度通った道は後には戻らず、右廻りはしません。
田辺の町の住まいを矢のように走って、厄を祓い清めることに由来するといわれています。
往矢の笠の中に入ると病気が良くなる、頭が良くなると言い伝えられています。
会津橋の上に曳き揃えられた笠鉾の紅提灯が川面に映る情景は田辺の夏の風物詩です。
会津橋から隣の新会津橋へ移動し、賑やかな戻り囃子や祇園囃子などテンポの良い曲を奏しながら曳き別れます。

会津橋の西詰めに江川の笠鉾2基と往矢、東詰めに本町を先頭に他の笠鉾が待機し、往矢に対して本町の笠鉾から使者2人が橋を渡って迎えにでますが、七度迎えに出ても往矢も橋の中央に出て、両者が挨拶を交わして一緒に東詰めへ渡ります。
闘けい神社二の鳥居前で、狩衣に綾蘭笠という出で立ちの稚児が騎乗した三騎がそれぞれ、三回の射的、九本の射矢による魔除けの儀式を勤めます。
この行事の間、馬の世話親方の馬子唄が唱えられます。
※ 闘鶏神社は、正しくは「
」と書きます。