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熊野古道紀伊路 南部駅~紀伊田辺駅

熊野古道を歩く 熊野古道紀伊路を田辺市街地へ

芳養 中浜
芳養付近の海岸

京都から田辺へと海岸線を通る熊野古道・紀伊路のうち、南部駅から紀伊田辺駅へと続くルートです。合気道の創始者・植芝盛平翁旧邸や道分け石、蟻通神社を通り、弁慶ゆかりの鬪雞神社へと向かいます。

熊野古道紀伊路 芳養=田辺市街地概要マップ

ウォークマップ

熊野古道ウォークマップ 南部駅~紀伊田辺駅

コースガイド

南部駅から芳養王子へ

芳養王子

芳養 大神社(芳養王子)
大神社(芳養王子)

JR南部駅をスタートし、海岸線を南下し田辺市内へ。
国道42号線・芳養交差点を右折し、民家の間を行く狭い道を進むと芳養王子が合祀されている大神社へと到着します。

大神社の鳥居を出て左に行くとT字路があるで右に曲がり、まっすぐに続くこの道を進みましょう。(途中、左にある善徳寺を通り過ぎます。)そのまま住宅地の間をしばらく歩いて行くと、大木に守られるように芳養一里塚があります。


芳養一里塚

芳養一里塚
芳養一里塚

熊野参詣道の一里塚があったところに、現在は小詞にお地蔵様が祀られています。地元の人々からは「塚の地蔵さん」と呼ばれ親しまれています。

もう少し先に行くと芳養郵便局があり、国道と合流します。一里塚を後にし、国道沿いを市街地に向かって進んでいきます。途中、右手には海が見えます。コンビニがある信号を通り過ぎ、左にカーブすると自動車ディーラーやドラッグストアがあり、その先に元町交差点があるので右折します。

しばらく歩くと、左手に合気道の創始者、植芝盛平翁旧居跡があります。


植芝盛平翁旧居跡

植芝盛平翁旧居跡

合気道の創始者・植芝盛平さんが住んでいた住居跡です。

植芝盛平翁旧居跡を通り過ぎて、次の曲がり角を右に曲がります。曲がった先すぐの分かれ道を左に曲がると、すぐ右手に児童公園が見えてきます。その公園の中に潮垢離の碑があります。

潮垢離浜跡(しおごりはまあと)

潮垢離浜跡

現在は浜は埋め立てられ江川桝潟町に名を変えましたが、児童公園の一隅に腰掛け石と潮垢離の碑が建立されています。


出立王子(でだちおうじ)

出立王子

潮垢離浜跡を離れ出立王子へと向かいましょう。公園正面のT字路を、真っ直ぐ通り抜けます。
突き当たりの広い通りに出たら右折し、信号に向かって歩いて行きます。江川大橋バス停を通過し、前方の信号で左折して狭い坂道を上がっていきます。車に注意しながら進みましょう。
坂道を上がっていくとすぐに、左手に鳥居が見えます。道路わきすぐの狭い敷地内に出立王子があります。

中辺路を辿る参拝者には潮で身を清める最後の場所として、ここ出立はとくに重要でした。

川を渡って市街地へ

本町道標

本町道標

上がってきた坂道を下り、先ほど渡った信号で左折して広い道を進んでいきます。そのまま進むと広い橋を渡りますが、橋のすぐ手前を左に曲がると、またすぐに橋があります。ゆるやかなアーチ状の橋で、田辺祭のときは神事が行われます。
橋を渡ってそのまままっすぐ進むと、本町通り。つきあたりを左に曲がって3軒目、陶器屋さんの店先に、本町道標がひっそりと立っています。

北新町の道分け石ほど大きくはありませんが、お店の方により大事に置かれています。

栄町商店街から北新町商店街の道分け石へ

道標の前のT字路から栄町商店街へと入っていきます。商店街の上の方を見上げると笠鉾とそれを引く人たちのデザインされた街灯があるので注意してみて!そのまま進んで行くと、信号のある交差点に差し掛かります。この辺りからユリの花の形をした街灯が並んでいる、北新町の商店街に入っていきます。しばらく歩けば、商店街の中ほど、右側の呉服屋さんの前に大きな道分け石が見えてくるでしょう。

道分け石

道分け石

商店街に立つ、熊野古道の標識。大辺路・中辺路の分岐点であった、古の田辺を感じさせます。

このコースでは直進しますが、道分け石のあるT字路から左に曲がると中辺路ルートになります。(道分け石から街灯を見上げると、分かりやすいように「中辺路」「大辺路」と矢印が付けられています。)

そのまま北新町商店街を歩いていくと、通りが少し右に曲がっています。曲がってすぐ右手に蟻通神社があります。

蟻通神社(ありとおしじんじゃ)

その昔、大火のときに境内の楠の大木が水を吹き、近辺の家々を守ったとの言い伝えがある神社。

蟻通神社

鬪雞神社へ

蟻通神社を出て、商店街をそのまま進んでいくと駅前大通りに出ます。交差点を右折し、大通りを大浜方面へと進んでいきましょう。次の信号の交差点から左を見ると、闘鶏神社の鳥居が見えます。ここから神社までの通りは「宮路通り」といい、道路は、花びらの様に白く細かなカケラが埋め込まれた舗装になっています。

鳥居の左に観光案内所「田辺市街なかポケットパーク」があります。まっすぐ進むと境内手前の細長い砂利道に出ます。ここは昔の馬場の一部で、田辺祭のときには露店が並び賑やかになります。
街中にあるため普段から人通りの多い神社です。

田辺市街なかポケットパーク
田辺市街なかポケットパーク

鬪雞神社(とうけいじんじゃ)

鬪雞神社 社殿

弁慶の父、熊野別当湛増が、源平合戦の折に、どちらに味方するか紅白の鶏を闘わせたという神社。弁慶ゆかりの社宝が納められています。


JR紀伊田辺駅へは、宮路通りを戻って駅前通りを右に行けば約10分で田辺駅です。