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ひき岩群

ひき岩群(ひきいわぐん)

天を仰ぐ無数のヒキガエル!?

市街地から5kmほど離れた丘陵地に、奇怪な形の岩山が並んでいるのが「ひき岩群」です。この辺りは、砂岩地帯で剥き出しの岩が無数に点在しています。 100m足らずの高さですが、それぞれ北側の斜面が絶壁となっています。この岩山を遠くから眺めると、まるでひきがえるの群れが天を仰ぐように見えること から「ひき岩群」と名付けられたと言われています。

なかでも、稲成川沿いの上方にそそり立つ「蟾蜍岩(ひきいわ)」と呼ばれる大岩は、下から見上げると、大きなひきがえるが天を仰いで雨をよぶ姿に似ています。その形の面白さから評判をよび、昭和3年には和歌山県の天然記念物に指定されました。

ひき岩群を歩こう!

ひき岩群には自然観察路が整備されておりハイキングを楽しむことができます。ごつごつした岩にうっそうとした森、多様な動植物。市街地近くにありながら大自然と絶景を堪能することができるスポットです。※山に登る際はしっかりとした下調べと登山にふさわしい服装や準備をするようにしましょう。

おすすめポイント

  • 市街地近くにありながら豊かな自然と絶景を堪能!
  • 季節により移り替わる多様な動植物。春にはお花見も
所要時間3~4時間(昼休憩含む)
歩行距離約4km(ふるさと自然公園センター~岩屋観音~ふるさと自然公園センター)
高低差約70m(最大標高127m)
体力度★☆☆☆☆
危険度★☆☆☆☆
※健脚な成人男性が歩いた想定です。

ふるさと自然公園センターから出発!

ふるさと自然公園センターを出発し、自然観察路へと進みます。自然観察路へは岩口池または多目的広場方面から入ることができます。


ダイナミックな絶景展望地

少し進むと最初の展望地に到着。360度のパノラマが広がりひき岩群特有の無数の岩山を眺めることができます。そこから一度下り稲成方面の展望地へと進みます。岩肌に設けられた遊歩道やダイナミックな景観が広がります。


ひき岩を過ぎて岩屋観音へ

展望地を過ぎてさらに西側(稲成方面)へ進むと、一度県道へと合流します。県道を北上するとひき岩橋があり、ここから名勝となっている「ひき岩」を眺めることができます。

そこからもう少し北上し、左手にある岩屋観音への参道へ入り、裏山の新西国三十三番霊場めぐりへと進みます。

新西国三十三番霊場めぐりは30分程度で周遊することができ、道中はひき岩群特有の地形と絶景が楽しめます。

ひき岩群
新西国三十三番霊場13番付近
ひき岩群
新西国三十三番霊場17番付近

帰り道

帰りは行きと同じ道を戻りましょう。